ひろみ君の呟き

ケーブルテレビやスカパーでよく放送している 「難波金融伝 ミナミの帝王」 ！竹内力が演じるちょっとヤクザっぽいテレビ映画。

このテレビ映画を観て単なるヤクザ映画とは思いませんでした。金融関係の映画では、10年位前の中村雅俊が演じた夜逃げ屋本舗より、すっきりと観ることができました。

「難波金融伝 ミナミの帝王」では、通常の金融会社からお金を貸してもらえない人が竹内力の所へ来て、トイチ（１０日で１割）の利息と聞いてもお金を借りてしまい、誰かに騙されてお金が返せなくなる設定。そこでお金を借りに来た人を騙した本当に悪どい人から強引な手口で借金の返済を行う内容。しかし借金の請求であまり暴力的なシーンは出てきません。それに比べ夜逃げ屋本舗では、高利貸し金融から借金した人たちが全面的被害者の設定。それで夜逃げ。

やはり１０年以上前のことになりますが、日栄という金融会社が激しい取立てを行い問題となったニュースがありました。

私は通常キャッシングというものを殆ど行いませんのでこうゆう心理はよく解りませんが、高利と聞いても借金をしてしまう人に責任はないのでしょうか？と考えさせられます。夜逃げ屋本舗のように破産手続きや夜逃げという内容はしっくりきません。「難波金融伝 ミナミの帝王 」では、正義の味方ではありませんが、本当に悪質な人からお金を巻き上げます。最終的にはいつも竹内力が儲かるところが悪どいが面白く観れました。

あまりヤクザっぽい映画は観ませんが、この「難波金融伝 ミナミの帝王」 は面白いと思いました。