ひろみ君の呟き

子供の頃から、たこ焼きが好きで、よく縁日の模擬店なんかで、購入して食べていました。 私は大阪出身と言う訳ではありませんが、たこ焼きや、お好み焼きが大好きです。

そんなたこ焼き好きの私が、小学生の時、母親からたこ焼きのプレートを購入して貰い、 自宅で自分でたこ焼きを焼き始めました。 小学生の頃ですので、材料は、小麦粉を適当に水で割ったものと、たこだけです。 ガスコンロにたこ焼きのプレートを乗せ、ガスコンロの火は全開で行っていました。 何度たこ焼きを焼いても、半円球のものしか焼けません。 不思議でしょうがありません。しかし、子供だった私には、その理由が全く解りませんでした。

当時、私の疑問を解決してくれる人が、私の周りに誰もいません。 そのため、たこ焼き屋のお店の前で、おじさんがたこ焼きを焼いている のを、いつもジッと眺めていた、ちょっと変わった小学生でした。 おじさんが焼くのを見ていると、クルックルッと簡単に丸いたこ焼きを次々と焼いて行きます。 何故だろう？？と言う疑問を持ったまま、大人になってしまいました。

会社の大阪出身の同僚に、この子供の頃に焼いた、たこ焼きの話をした時があります。 同僚に「あれは簡単なコツがあるんだよ！」と言われましたが、その時も半信半疑でした。
ある日、秋葉原の電気店へ行った時、特価で、電気たこ焼き器が販売されているのを見つけました。 子供の頃焼けなかったたこ焼きに、もう一度挑戦してみよう～！？と思い、その電気たこ焼き器 を購入しました。 現在は、インターネット検索で、料理のレシピを簡単に見つけることが出来ます。 たこ焼きの焼き方も、写真入りで詳細に説明があったのを見つけました。 何とも便利な時代です。 子供の頃に眺めていた、たこ焼き屋のおじさんが行っていた焼き方です。 たこ焼きの具材もたこの他、ネギ、揚げ玉、生姜が必要なことも 解って来ました。 そして、スーパーマーケットに行くと、たこ焼き粉やたこ焼きソースも見つけました。

材料も揃い、説明にあった水の量を測って、たこ焼き粉を割り、購入した電気たこ焼き器を 使用して焼き始めると、簡単に丸いたこ焼きが焼けてしまいました。 あまり、簡単に出来たので驚きです。 関西の親戚が来た時、このたこ焼きを焼いて食べさせると、「大阪のたこ焼きと同じだ～！？」 と言われたくらいです。

子供の頃の疑問は、焼く時の火加減や、生地の水の割り方に問題があったようです。 こんなたわい無いことが、子供には解らないものだと思います。 そうは言っても、大人になればもう少し解らない事が無くなるかなぁ～？？と思っていましたが、 現在も解らない事が沢山あります。 昔、大先輩に言われた、「人間一生勉強です！！」と言う言葉を思い出します・・・・・